100年先まで承継する、粋なチームを育てる。インビジョン株式会社
インビジョン株式会社 代表取締役社長 吉田誠吾 氏
2025.10.31

「大人になったら……」子どもの頃に思い浮かべるのは、働く大人たちが誰かの心を奮い立たせる姿だった。大人になっても、心の底から夢中になる物事ってそんなに変わらない。そうやって、子どもみたいに仕事も人生も真剣に遊ぶ大人たちって、どこにいるんだろう?そんなことを考えていた大学4年生の私が見つけたチームの話。
インビジョン株式会社
2008年創業。求人広告代理店、採用マーケティング企業を経て、2020年に「企業や地域のおダシ屋」へリブランディングしたインビジョン。採用・組織開発を通して、企業の「おダシ」、自然と滲み出る人間臭さ溢れるチーム作りに伴走している。
志は「働く幸せを感じる、かっこいい大人を増やす」。
取材対象 吉田誠吾さん
インビジョン代表取締役。1977年生まれ。東京都出身。人生はドロッドロなエンターテイメントがモットー。著書『弊社ダシ屋と申します』
美味しいご飯とお酒を飲むために、毎月100キロ・ランニングしたり、しなかったり。
”気まぐれ経営ドキュメンタリー”という音声配信を2025年12月から配信予定。
ここにいたんだ。

『オーロラの緑に照らされて新聞を読みながら、コーヒー飲むのが一番の幸せ。』そんな日本人がいるって、やばくない!?」
代表の誠吾さんと初めて会った日、この話を聞いた瞬間に心がジュワっと熱くなったのを今でも鮮明に覚えている。
ーーー適職診断とかガクチカとか、よくわかんない。どんな大人がどんな想いで世の中を回してるのか、むしろ知りたい。そんな出会いを語り継いでいくような仕事がしたい。おんなじこと考えてる人たち、いないかなあ。
2018年、割と真剣に生きていく場所を探す就活中の私の元に、インビジョンの会社説明動画が届いた。当時の私は「HR?ホームルームの略?」くらいの知識レベル。だが、誠吾さんや戦略人事の智菜さんがナチュラルに「100年先も『人』が軸のビジネスを展開します」とおしゃべりする姿にビビッと来て、気づけばFriday Cafe※にエントリーしていた。
そのFriday Cafeで誠吾さんが話してくれたのが、前職、求人広告代理店営業時代の顧客だった「南極越冬隊」隊長の話だ。「俺、男だけど抱かれてもいいと思った!」とケラケラ笑う誠吾さん。仕事で心が震えた出会いを、社長自らナチュラルに話してくれるのは初めてだった。
ーーー心が動いた体験を通して、また別の誰かの心を動かす。そんな大人になりたいし、出会いたかった。ここにいたんだ。
※課題を提出し、誠吾さんが「会いたい」と思った人は従来の選考フローを飛ばしてサシでお茶できる企画。金曜実施とは限らない。
本物かどうか?
「『誠吾、仕事って面白いぞ。』っていうのが、親父からの遺言。まだ生きてるけど。」
誠吾さんの自己紹介は、たいていここから始まる。
経営者にとって、チームにとって、本当に大事な価値観は、生々しい原体験に通ずることをインビジョンメンバーはよく知っている。でも、実際にどんな子どもだったかはあまり聞いたことがなかった。
“幼少期、校庭の一輪車、音楽室のトランペット、放送室の機材、理科室の実験道具…学校に目新しいものが届くと一目散に飛びつくこどもだった。35年前・中学1年生の頃には、最先端のパソコンを猛烈に欲しがった(多分、NECだったと記憶)。仕事を手伝う条件付きで購入してもらった。エンタメ会社を営む父の事業計画を「ふーん」って聞き流しながら、パソコンでまとめていた。”
面白そうなモノ・コトにめざとく反応する様は、今も昔も何ら変わりがなさそうだ。そんな誠吾さん自ら、初めて「仕事って面白い」と感じたのはいつだったのだろう。
「うーん…正直、覚えてない。でも、ずっと社会科見学している感じだった。」
2000年に人材系広告代理店に入社した誠吾さん。同期のメンバーが会社指定の顧客リストや求人情報誌に掲載されている企業に営業をかける中、誠吾さんは毎朝、新聞やビジネス雑誌に載っている面白い会社に電話。毎月10人の経営者に会うと決めていたという。
「始業時間は9:00だったけど、8:00くらいに『おはようございます。社長いますか?新聞見て連絡するの自分で何人目ですかね?』って電話したり、工場見学させてもらったり。今でもインビジョンでお取引のあるムジャキフーズさんも、その当時からのお付き合い。飲食店開業を目指す事業主のプレゼンを受けて、業務委託契約で開業資金を出すっていうビジネスモデルが面白そうで。その中で都内一等地に高級鉄板焼き店をオープンするっていうので、求人を出すのに10社くらいコンペになって。勝手にお店の雰囲気を想像して、「京都の路地裏の料亭みたいな感じじゃない?」ってチームメンバーとキャッキャ言いながら原稿作って持っていったんだよね。『一緒に働きますよ』くらいのノリで。(笑)そしたら、そのまま掲載されたんだよね。」
取引先の現場に身体ごと突っ込み、採用の先の事業成長を見据えて、想いのノった原稿を世の中へお届けする。「インビジョン」という社名の由来「未来を見据えて(vision)、人の心を動かす(=impress)」の原風景そのものだ。そうやって「想いをカタチに」するこだわりは、“本物”を浴びて育った幼少期にあるという。
“本物かどうか?このセンサーが芽生えたのは小学校低学年。当時通っていたサッカークラブの練習試合が、「数十人 VS 数十人」の団子状態。絶えられなくなった自分は母に「あれはサッカーじゃない」と言い放った記憶が鮮明にある。アントニオ猪木 VS UWF、お笑いスター誕生、オールナイトニッポンなど昭和エンタメにどっぷりだった幼き記憶。中でも大好物なのが、ジャッキー・チェン映画のエンドロールNGシーン。アクションスターが、スタント失敗をオープンにしている人間臭さに、少年心を何回も撃ち抜かれた。お陰様で、ドラえもんのセリフ「偽物は本物に勝てないんだー」というセリフを今も引用している。”
ーーーカッコつけず、ありのまま。耳障りの良い常套句じゃなく、考え抜かれた惹句。人の心を動かすのは、いつだって生々しい体験から生まれた“本物”のコンテンツだ。
本質的な人のつながり
「仕事って面白いぞ」に継ぐお父さんからの遺言(まだ生きてるけど)が「俺の会社は継がせない。お前はお前で独立しろ」。2008年、31歳でインビジョン創業。人・モノ・カネ・情報のうち、人、つまりHR業界を選んだのは、「経営者と密に関われるから」「その経営者の90%が頭を悩ますのが人の問題だから」だという。なんとも「最高難易度のゲーム」を追い求める誠吾さんらしい。
創業当初のエピソード。HR領域での独立となると、某求人広告会社との代理店契約は必要不可欠。しかし当時「新規の代理契約は新規で一切受け付けない」という暗黙の了解があった。そこで、前職時代にお世話になっていた某会社の渉外担当Yさんへ、取引先1社1社の組織図と名刺付のプレゼン資料と起業にかける想いを込めた手紙を用意し直談判。資料をみた瞬間、想いと状況を受け取ったYさん。「誠吾、わかった」と即その場で代理店契約を了承してくれたのだ。
ーーーゲームというにはあまりに人情味がある。この不思議なバランスはどこから来るのか。「うわ、今思い出した。鳥肌立ったわ。」と言語化してくれたのは、もう一つの原体験。
“HR領域を選んだ原点は幼少期。北海道・父方の実家での光景だ。祖母は、神社の鳥居入口にある小さなお茶屋の店主。吉田家・唯一の後継者だった自分は、まるで神の子のように特別扱いされた。叔父は、家も自分で作る超アウトドア派。叔母は、地元の不良少年にも一目を置かれる社会復帰をサポートする更生員。家族ぐるみで付き合う父の親友二人は地域を代表する老舗企業の後継者。家族も、親友もひっくるめてことあるごとに集まって、爆笑と本音が混ざりあった酒盛り。商売の話はもちろん、その他どんな話をしていたかは記憶にないが、こんな関係性っていいなとほっこりしていた。喧嘩しながらも、「今助けないと死んじゃうかも」って時は、義理を通す。ピンチの時に助け合える本質的な人のつながりこそが、「本当に大事なコト」だと心から思える、そんな血筋。”
アク取れば、おダシ出る。
「初めてお問い合わせをくれた第一号顧客は、アパレル企業のフォーアンビションさん。続いて不動産企業の内山社長。経営課題まで汲み取った提案内容を記載したプレゼン資料とオリジナルの求人原稿持って会いに行った。」
実績のない中でいただいたお取引の機会。採用広報コンテンツの企画・制作、新人育成、イベントの手伝いまで、何でもやった。例えば、内山社長が運営する住宅展示場のPR動画制作時には、誠吾さんをはじめインビジョンファミリー自ら出演。撮影用のインテリアも吉田家から持参。衣装はフォーアンビションさんから自前で購入。
また、インビジョンの初代ホームページも、誠吾さん自ら初めてhtmlとCSSを使って制作。データベース設計にハマって、売上や顧客情報を管理するシステムもゼロから手作りした。今では経営計画書、ブランド方針書、人材ポリシーなどを独自に数値化・構造化し、お客さんにも展開している。
「自分だったらこうする、としか考えてない。自分が仕組みをわかってないと、人に説明できないでしょ。まあ、管理システムは途中で飽きて、従兄の敏明くんに協力してもらって完成したんだけどね。この辺りから、HRTech企業※の道が開けたかも。」
誠吾さんは自他ともに認める構造フェチだ。
「プレゼントといったらガンダムとかのプラモデルを買ってもらってた。あと、近所の資材置き場で勝手に足場組んだり。(笑)小学校の下駄箱とか、小学校1年生の子にもわかるってすごくない?」
ーーーアクとれば、誰だっておダシでる。世の中に溢れている固定観念ではなく、自ら取りに行った情報を整理整頓(アクとり)することで、本当に大切なモノが見えてくる。お客様が本当に悩んでいる本質的な課題と向き合い、チームに滲む人間らしさ(おダシ)を身体ごと浴びてカタチにする。昔も今も変わらない。
※インビジョンの自社プロダクト3兄弟「HRハッカー」「ダシマス」「ダシトレ」
想いをカタチに
「おダシのきいたチームづくりって、どうやってるんですか?」採用・組織の切り口で事業を行う中で、そう聞かれることも増えてきたインビジョン。だが、順風満帆なわけでは決してない。だからこそ、自ら身をもって体験した出来事をアウトプットしている。
今期は広報テーマを「働くドキュメンタリー」とし、ステークホルダーに向けた毎月のインビジョン通信やサイト上でのコラム発信、音声配信コンテンツ……あらゆるコンテンツで日々の生々しい出来事のアウトプットを増やしている。
自社の採用活動に注力するにあたり、自社採用サイト内のコンテンツ企画を練る誠吾さんの頭に浮かんだのは、"働くドキュメンタリー動画"。社史になぞらえ、インビジョンのターニングポイントをマネージャー陣が語る短編集計13本を制作中だ。
制作を担当するのは、今期ジョインしたばかりの動画クリエイター植松。しかし撮影の段取りがなかなか決まらない。見兼ねた誠吾さんは植松を招集。会議室に入ってきた植松に対し、開口一番「植松ってさ、クリエイターなんだよね?そもそも、各マネージャーの生き様知ってんの?」はっとした植松は、撮影前に各マネージャーと打ち合わせ。その人らしいロケ地やアイテムは?対話しながらアイデアを集めていった。何より仲良くなった。心のあるクリエイティブには、その人らしさやチームの関係性まで滲み出てしまうもの。そのためには作り手が対峙する人を深く知り、どうしたら最高の形で表現できるか考え抜くことが最も大事。ここはハショッたら駄目なのだ。チームメンバーのリアルな成長の過程こそ、採用コンセプト"やってみよう"そのものだ。
求職者はもちろんだが、志を目指す上で、既存メンバーへの浸透は何より大切。インビジョンでは3ヶ月に1度、「想いをカタチに会」を開催する。既存メンバーのほか今年4月に入社を控えるメンバーやお世話になっているパートナーさんもオフィスに招待し、インビジョンの価値観や志、そこへ向かう戦略や現在地を確認する社内イベントだ。この機会にも「働くドキュメンタリー動画」を公開した。
10月に行われた18期3Qの想いをカタチに会のテーマは「身体ごと突っ込んでみよう」。
「一人一人がチームをもっと盛り上げるには?という心ある行動の積み重ねが大事。この前の日曜、色々まとめてたんだよね。心のある誠実な行動って、何だろう?って考えると、やっぱり、儒教の始祖・孔子が唱えた五常(仁・義・礼・智・信)なんじゃないかって。で、それを自分なりに噛み砕いたのがこれ。」

ーーーまずは身体ごと突っ込んでみるからこそ、そこから心が動く体験が血肉となり、人生を豊かにする。そんな体験を一緒にアップデートしていけるチームって、崇高だ。
本当に大事なコトだけが、最後に残る。
「人間の原理を考え抜いて、言霊と構造に宿す力」インビジョンはこれを「言霊原理構造学」と名付け、コアコンピタンスに位置付けている。「想いをカタチに」する力のことだと、私は解釈している。誠吾さんは毎週のように、世の中に落っこちている問いからの気づきを図解し、人材BOOKと名付けたスライドに格納している。
「人生を左右するのは、結局、自分の根っこの価値観。自分にとって大事なのはこれ、って勝手に定義しとけば、逆にそれ以外のものは気にしなくて済む。その定義の中で良いルーティンを作っちゃう。俺の場合、心:週1回の料理、晩酌、技:毎週日曜日の内省(会社会議室→本屋→喫茶店、読書、体:ランニング100キロ/月、睡眠8時間。その繰り返しの中に問いが落っこってるから、本質の「原理」に目を向けて、考え抜く。そしたらいい感じに前進するじゃん。」

ーーー本当に大事なコトだけが、最後に残る。これは会社も人間も自然界も、一緒なのだろう。
100億より100年続く会社

今年で創業18年目を迎え、新成人の抱負と言わんばかりにコーポレートサイトに掲げた存在価値は「100年先まで承継する、粋なチームを育てる」。企業哲学をまとめた冊子「invision Book」の表紙にも「100億円より100年続く会社」という創業期から大切にしている言葉をしたためた。invision book制作時、誠吾さん自ら「100年」への想いを内省し、言語化してくれた。
“志を言語化していく中で、ある本に出会う。宮大工の西岡常一さんの著書「木に学べ法隆寺・薬師寺の美」。今なお存在し続ける飛鳥時代の宮大工たちの「千年持てよ!」という気概に目から鱗。自分の寿命の範囲内でしか働くことについて考えていなかった自分がちっぽけに思えた。粋なチームを作っていくからには、100億よりも100年続く会社を目指そう、そう決めた。正直、千年という数字はビビって掲げられなかった。ただ、自分の寿命を超えてチームを作っていくって、最高難易度の人生ゲームな気がしている。だからこそハマっているのかも。”
ーーー自分が生きている間に見届けることはできない。これぞ浪漫だ。本当に大事なものだけが、「これはなくしちゃだめだ」って大事に守り続けられていくんだろうな。
甦れ、日本のチーム力
“HR歴18年、インビジョンはさまざまな企業・経営者の原体験、価値観、志を浴びてきた。家業を絶やさないために地元へ戻った人。何世代にも渡り地域に根付く名産を守り抜いてきた人。自ら100年続く企業を目指し創業した人。企業が存続していくど真ん中にあるのは、いつも決まって、先代から後継者へ受け継がれる想い。私たちは、そう肌で感じてきた。しかし、これまでのHR業界は質より量、利他より利己を満たすサービスやプロダクト、言葉で溢れていたように思う。しかし、それではいいチームは増やせない。そろそろ、採用の本質的な意義を見直す時。ここで、再定義する。採用とは、「世の中にどう役に立っていきたいかというノリが合う人のつながりを生む」ことだ。そんな採用を増やす戦略・サービス・プロダクト開発に舵を切り、日本のチーム力を甦らせる。これが私たちの存在価値だ。”
invision bookに記した、採用の定義。本気でイノベーションを起こすには、影響力のある味方が必要不可欠だ。2020年9月西日本新聞社さんとの契約を皮切りに、全国19社の地方新聞社と提携中だ。地方新聞社は、100年以上、地域と苦楽を共にし、言葉にリスペクトを持ち、人の心を動かしてきた代表格。日本の大切な心ある企業を共に守るべく、インビジョンは全国の新聞社さんと業務提携を進めている。奇しくも、日本で初めて求人を掲載したメディアは新聞だ。そんなルーツにもご縁を感じながら、地域のHRインフラを共に作り、本質的な人のつながりを生み出していく。
ーーー「日本には、働くかっこいい大人たちがちゃんといる。」私たちは、100年を超える老舗企業が世界一多い国に住んでいる。これは、偉大な先輩方が心のある誠実な行動を繋いできたおかげに他ならない。そんなチームに私たち自ら、身体ごと突っ込んで、世の中にお届けしていく。これがインビジョンの真の使命なのかもしれない。
働く幸せを感じる、かっこいい大人を増やす

改めて自分が生きる社会に目を向けてみると、他人の決めた時間割で生き、タスクを無表情でこなしていく大人たちが多すぎる。現に、働く幸せを感じるかっこいい大人は6%しかいないというデータまである。本質を知らずにただ「ちゃんとしなさい」という狂った教育が親から子に連鎖し、純粋な「したい、知りたい、突き詰めたい」というその子らしい好奇心が削がれていくーーー。インビジョンの根底には、そんな「狂育連鎖」への強い憤りがある。
“現実世界を泥臭く生きて、浴びて、その中で己の感情をグラグラさせられた体験が、人間を成長へともう一踏ん張りさせるスイッチになる。今度は自分が『仕事って面白いぞ』を世の中に感染させていくのが役目なのかもしれない。”
ーーーいい仕事、いいチームってきっと、きっとどこかの誰かの好奇心が受け継がれてきた結果だ。そんな大事なモノを探しに、世の中に一緒に身体ごと突っ込んで、どろんこになりながら喜怒哀楽を共にする仲間がいれば、仕事も人生も、けっこう幸せなエンタメだ。
ストーリーを取材したライター

田野百萌佳
ルーツを探り、五感と語感で表現するライター。炭都・福岡田川を脱出し首都・東京渋谷でザ・文系大学生活を謳歌。カッコつけずナチュラルに企業の想いをカタチにする仕事を探し求めインビジョンに新卒入社。求人原稿、採用広報記事、ブランドストーリー、コピーライティング...いろんな言葉を練っています。特技は妄想。
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